杢の温もり

2010.08

北海道 定山渓

「定山渓鶴雅リゾートスパ 森の謌」

Task

総合プランニング/コンセプトワーク/ロゴデザイン/内装・意匠設計 /サインデザイン

レストラン器デザイン/室内着・制服デザイン/販売ツールデザイン /家具・備品コーディネート

森の不思議

支笏湖に次ぐ「謌シリーズ」のリゾートスパ。 この地域、定山渓は札幌から40分ほどという地の利から、札幌の奥座敷として宴会用の温泉地として知られていました。「森の謌」では定山渓になかった女性やファミリー向けのホテルに挑戦し、新たな定山渓の出潜在顧客を拡大することにしました。レストランも外来客を受け入れるランチビュッフェを行い、日々200人近くの来客が見込まれてます。レストランが、新しい観光を生み出しました。もれなく近隣のホテルもランチを始めることとなりました。

この森の謌は、三世代で楽しめるエンターティンメントリゾートとして、誰をも子供の頃に読んだ絵本の中に連れていくような森の不思議を施設に儲けました。木で作られた絵本の中に入り込んでいくうさぎのサイン、森の下草のふかふかを感じさせる毛足の長い絨毯とマシュマロを焼く暖炉のあるラウンジ、森の動物たちが語らっているようなレストランなどまるで森の中を歩くように、森を感じるように不思議で楽しい空間があります。また、森のような清々しい空気をつくるために、調湿性に優れた稚内の珪藻土頁岩のデザイン開発を行い、各空間に用いることにしました。

定山渓「森の謌」は、白樺の森の中にあります。かつて企業の保養施設手であった建物を森の絵本のようなゾートスパにリノベーションしました。

森の中を歩くように、絵本の中に入りこむように、不思議で楽しい森の物語。

調湿性に優れた珪藻土頁岩の非焼成タイルのデザイン開発。
北海道稚内の珪藻土頁岩を砕いて型に入れて手作りでつくるタイルは非焼成です。調湿、脱臭に優れており、空気中の有害物質を分解します。北海道の推進事業にも選ばれ、資源を生かした開発となりました。エステルームや客室にも使用されています。

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